スーツのポケットのフラップの上部には5ミリぐらいの細長い縁取りがあります。この縁取りは玉縁といい表生地と同じ素材を使いますが、ポケットにモノを入れる時など強度が掛かる部分なので生地を使って角度を変えて耐久性をとっています。無地のスーツの場合にはわかりにくいですが、ストライプなどの柄生地の場合にはこの玉縁はよくわかります。表見頃にたいして90度真横に使うのは欧米の仕立て屋では一般的な仕様で、縞模様が横に入る使い方はしないのでストライプの場合でも玉縁は無地になります。
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